ミントサマースケートにシニアで優勝したスティーブンゴゴレフ

ミントサマースケートのシニア男子参加者の一人が12歳のスティーブンゴゴレフ君。ジュニアでなくてシニア参加なんです。それもそのはず。ショートが終わった段階で2位

1stRomanSadovsky7824

2ndStephenGogolev7632

3rdBennetToman7386

SPリザルト

音にかなり問題ありますが、動画がアップされてます。これみて、口をあんぐり。これが12歳の演技???8年後にカナダ男子にかかっているオリンピックの呪いをゴゴレフ君がとくのだろうという確信をまたふかめることに。

このすごさはみないと信じられないかも。

StephenGogolev2017MintoSummerSkate-SP

これで年齢制限のため、ジュニアグランプリシリーズに参加できないんですよ!特例を設けるべきだわ。再来年、パトリックがいなくなった後のカナダ選手権チャンピオンになる可能性さえあるじゃないですか。そしたら、シニアの世界選手権代表になる資格できるんです。さすがに実際に派遣することはないだろうけど。

ジュニアのショートの規制にあわせたせいか、4回転のないプロとなってます。でも、2年前から4回転とんでます。いれるつもりならあっさりと、4回転入りのプログラムやるでしょう。この記事によると、サルコウトウループ、ルッツをやるらしいなんだ、そりゃ今年か来年にはフリップ、それからループをやるんだわ、きっと。

構成はたぶん

3S-3T3ACSSpFCSp3LzStSqCCoSp

しかし、おそろしいなんなの。すでにホールパッケージの道を歩いてる。楽と飛ぶ3回転、美しい3A、難しいスピン、スピードにのった滑り。しかもステップシーケンスでは、タララララララララッタ、と区切りでうまくアクセントをいれる動きもみせてます。音楽がリズムでとれているじゃないですか。この曲、それがいりますよね。音楽、という意味でも楽しみになってきました。リズムを意識せずに、主旋律のメロディーのみをだらっときいて動くスケーターさん多いので。そうすると、フローはでても、アクセント/休止感が欠けてしまい、しまりがなくなりがち。曲によっては単調にもなり、あまりよろしくない結果になるかと。

かなりの点もでました。この時期にすでに7632。SPリザルトをみていただければいいのですが、ジュニアやシニアでそこそこの成績をあげた選手が参加しているにもかかわらず、70点台はわずか3人です。しかも、12歳。点が特別甘いとも思えません。ちなみに2017年世界選手権のショートの点数は1位のアリエフで8348でした。4位まで80点台が並び、5位のィンセントジョウが7887、エイモズが7724と続き、ゴゴレフ君のこの点数は9位に相当します。でも、これ、3月の点です。しかも3歳以上年上の選手ばかり。たとえば、ミントサマースケートで6608だったニコラナドーは、今年の世界ジュニアでは7720だしてます。3月までに10点ぐらいあがるって考えてよいってことでしょう。

2017年世界ジュニアショートの得点

もうこれは、ジュニアとして参加できる年齢になったら、即、グランプリシリーズ全勝、グランプリファイナル優勝、世界ジュニア優勝をやって、3連覇ぐらいしてからシニアにあがるしかないですね。ケガだけせず、すくすく伸びますよう。こんな逸材、健やかに成長をとげた演技を見られなかったらなげくしかありません。

ーーー

ここまでが30日に書いた分。FSも無事にアップロードされました。なんと優勝してしまいました。

4S-2T3T3A-3TCSSpCCoSp1A3F-1Lo-3S3LzStSq3Lo2AChSqFCSp

ジャンプの抜けとかあります。はじめのコンビは3Tにするつもりだったのか、はじめから2Tだったのかしら。しかしきれいなファーストジャンプ後半の1Aはたぶん3Aにするつもりだったはずのジャンプ。これがぬけてしまったときには、スタミナ切れかな、と思ったのです。だってシニアの長さすべってるんですよ。それも4Sいれて。でも、なんのなんの。最後まで縮こまらず、あらっぽくもせず、滑りきりました。少しばてたのはわかります。3F-1Lo-3Sの最後の3Sはかなりたえたなというかんじ。でもちゃんとまとめてきました。

おそるべき12歳。いっそのこと、今年のカナダ選手権もシニアででてくれないかしら、という変な願望もっちゃいました。パトリックといっしょにみたいわそりゃ、まだかなわないでしょうけど。だってもうすでにジュニアじゃ優勝してるんですもの。こんな神童と比べられる他のジュニアがかわいそうというものです。来年の予行演習しましょうよ。

映画アマデウスからモーツァルトメロディです。神童が神童の曲を滑るのね。

他のシニアの演技も見ましたまあ、今の時期ですから。それでももうちょっと、がんばってどうにかしましょう。皆様方。これじゃあ、ゴゴレフ君のシニアデビューまでカナダ冬の時代がきてしまう

日本も他の国のことはいえませんけどね。羽生君と昌磨君が引退した暁にはどうなることやら。草太君が復活して、駿君が期待通り伸びてこない限り、日本男子シングルはそれこそ厳冬の時代がくるかもしれません高志郎君がさっさと回復して、ランビエールのところにずっといて、ラトデニ君なみに伸びるなら話はかわってくるでしょうけど。

女子は紀平ちゃんいますので、ケガしないかぎりおそらく大丈夫ですが。ついでに書いちゃおう。紀平ちゃんは、この夏のアイスショーみて、心が躍りました。ジャンプだけでないエレガンスの芽がみえる、と思ってたのですが、どちらも順調にのびてきてるじゃないですか。これから全試合、ちゃんとみて、成長を待ちわびます。すばらしいアスリートであり、アーティストである選手を目にする日が一日もはやくくること、そしてそういう選手を長く応援できることを祈って。新葉ちゃんとダブル表彰台、っていうこともあるかもしれません。

ふっふ、今日はこれからTheIceです。お仕事すませたし、一日、幸せにひたります。