A nail holds.

芸風書院刊・「柏木義雄詩集」を読んだ。日本現代詩人叢書。

柏木義雄は昭和―平成期の兵庫県出身の詩人。刊行当時は名古屋在住とあった。日本現代詩人会、中日詩人会所属で、社歌や校歌も手掛けたとある。ふむ。

・・・んなとこで目に留まった部分を抜粋。

「一本の釘に

試される日がある

乱れて 三度や五度

おのが指を打つ

流れた血で 釘を打つ

逃げまどう弁解のようなやつを

遂に直角にひんまがったやつを

さんざん打ちのめしたあと

壁に

鉤裂のある外套を

屍体のように吊るしたまま

北風の街へ

突然出かける」

(p78-79、「釘」)

以上〜。ぼちぼち面白かった。釘の詩ってあんまりないな。

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